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更年期体験談⑮やせていく恐怖 [更年期]

あとから夫曰く
「このまま死んじゃうのかと思った」
らしいのですが
生気がなくなってたのかな。

自分としては、言いようのない不安感みたいなものに
押しつぶされそうな一週間でした。
とにかく寝てるしかない
  ↓
ごはん食べられない
  ↓
体力なくなる
  ↓
やる気なくす
  ↓
上に戻る・・・の悪循環
このままでは良くない。
じゃあ、どうする?

息が苦しくなるようなパニック発作的なものも出たり
不眠がまたまたツライ!

今までの私だったらエスカレーターより階段をつかう
電車では座らない、だったのが
歩くのはノロノロ、休み休み、すぐに座る
階段よりエスカレーター

少ししか食べられないので
あまり体力を使いたくない
カロリーを消費したくない
どんどん体重が落ちていくのが怖かった~

世間ではコロナ自粛により在宅勤務が増えていたころ
私は通常勤務でした。
電車がガラガラに空いていたことだけが救い。
でも、今思えば、もっと会社を休んでも
よかったんじゃないかな。
なんとか仕事に行った日は帰宅すると
倒れこむように、とりあえず寝る!
このままじゃ何もできない。

もう一度、病院に行ってみようかな。





更年期体験談⑭危険な低体温 [更年期]

5月中旬、30度を超える真夏のような日もあれば
雨が降って20度を下回る日もあった頃
お風呂上がりに冷たい風にあたったせいか?
薄着のままヨガの動画を見つつ、とった魚のポーズのせい??

急に頭がグラングランと揺れはじめたので
「また始まったー」と思いながら
足を揉んだり、休む体勢をとって落ち着こうとするのですが
余計にひどくなり、呼吸もうまくできません。
そのうちに体中がガクガク震えだしたので
近くにあった体温計ですぐに測ってみると
まさかの33度台!

意識はハッキリしているのですが
頭の揺れとガクガクブルブルが激しくて動けない。
そこへ、ちょうど夫がやってきたので助かった~
自分の状態を伝えて、とにかく体を温めたいので
電気アンカと電気毛布の上から毛布でくるんでもらいました。

頭の揺れがあると、あまり頭を動かしたくないので
座った体勢のまま落ち着くのを待って
だいぶ経ってから、やっと寝ることができたけれど
翌日は会社も休んで、ほぼ一日寝たきり。
数時間おきにトイレに立つのがやっとです。

コロナ自粛で夫は在宅勤務になっていたので
何かあれば、隣の部屋から駆けつけてもらえるという
安心感はありました。
買い物も夫が行ってくれて、私にはレトルトのおかゆ
自分用にお弁当やカップ麺などを買ってきました。
普段、家事はほとんどやらない人なので
おかゆを温めて用意してくれるだけで嬉しい。

翌日も仕事に行ける状態ではなく、ほぼ寝たきり。
その次の日は行く準備をしたけれど、やっぱり休むことに。
・頭がボワンボワンする
・37度前後の発熱
・倦怠感
・ウツ状態
こうして症状を並べてみると、コロナにも当てはまりそうですが
すべて更年期症状だと思われます。
とくに、突然のうつ状態に自分が一番驚きました。

この時期、ちょうど我が家の庭ではハーブたち
とくにラベンダーが見ごろを迎えていて
摘み取りもしたかったのですが、庭に出る気がしない!
「このまま生きていくの嫌だなー」とか
変な方向に考えが向かっていきます。

本当のウツになると、自然を美しいと思えなくなるらしいのですが
庭にやってくるシジュウカラやすずめのさえずり
目の前の森から聞こえてくるホトトギスやウグイスの鳴き声に
いつも耳をすませて癒されているうちは大丈夫かな!

更年期うつは2~3日でスッと消えました。
3ヶ月ほど放置して飲んでいなかった漢方をまた飲んで
様子を見ることにします。





更年期体験談⑬閉経は前もって知ることができない [更年期]

更年期症状が強く出るようになってから
「早く閉経してほしい!」という思いが強くなるものの
70日目にフツーに生理が始まったり
18日目に、いきなり始まったり
本当にバラバラ

閉経とは
最後の生理から1年が経過したあとで初めてわかるもの
前もって知ることができないもどかしさ。
だけどヒントはあると思う。

以前、この不快な更年期症状が10年も続くのか・・・と
暗い気持ちになったものですが
もう既に半分の5年は過ぎたのではないかと推測しています。
更年期の始まりを
生理周期が大きく乱れ始めた時とすると
5年くらい前からだったはず。

更年期10年間のうち
特にひどい症状が出るのは、せいぜい1年くらい?
その答えを現在、自分自身で実験中。
5ヶ月が経ったころ
症状もいろいろ増えてきました。
めまい、頭痛、肩こり、首こり、食欲不振、関節痛・・・

これらが日替わりで体に現れます。
自粛生活もあり、どこにも出かけられず
平日は家と会社の往復のみ。
ヨガや整体の動画がいろいろアップされているので
更年期によい運動などをやりつつ
このまま過ぎていけばいいなぁ、と思っていました。

ところが、この後一番大きな波がやってくるのです。





タグ:更年期

更年期体験談⑫がんばりすぎないで [更年期]

今、更年期でつらい思いをしている人がいたら
まずは
「がんばりすぎないで」
って声をかけてあげたいです。
同じ言葉を少し前の自分にも言い聞かせたい。

カラダが言うことを聞かないのに
病気じゃないんだから、と
つい、がんばりすぎてしまう。

会社の仕事も家事も
「休めない」と思い込んでしまう。
そして結局は中途半端になってしまう。

なんとか会社に行って、帰ってくると
夕飯の準備のころにグラグラめまいに襲われることが
よくありました。
そんな状態でキッチンに立って料理を作る・・・
夫からは何度目かに
「休んでくれたほうがいい」
と怒られました。

うちの夫は料理をまったくしないので
私が作らなきゃ、って思いだったけれど
最初から「今日は夕飯つくれません」って
宣言してしまったほうが夫としては
外食するなり、弁当を買ってくるなりできたはず。

それからは、出来るときは作る
ダメなときは「できない」宣言をして休むことに。
ほかにも
・前もって準備できる分はやっておく
・レトルトや即席もの、缶詰などを買っておく
など工夫もしました。

なんとか夕飯を作ったのに
いざ食べようとすると
頭からサーッと血がひくような感覚がして
ひと口も食べられないという日もありました。
この現象、外食時にも何度かあり
回転ずしに行ったのに、ひと皿も食べられず
夫が食べているのを、ただ待っているという。
あれ、いったい何だったんだろう?
急におそってくる食欲不振
これも更年期症状のひとつ?

更年期体験談⑪漢方薬が合わない? [更年期]

一番のお守りは漢方薬じゃないの?
処方してもらってから一日一回朝に飲んでいました。
(本来は一日三回です)
最初のうちはプラシーボ効果もあるのか
すぐに効いた気がします。

一か月ほど経つと
ひざから下あたりがボワッと熱く感じたり
少しの不安感
それと食欲不振・・・。
朝は普通だったのに、漢方を飲んだあとに
元気がなくなるような日もあります。

漢方薬についてwebで調べても
人によって様々な意見が出てくるだけなので
結局は自分で決めないと!
で、いったん止めて様子を見ることにしました。

「2~3週間で効果があればやめてみる」
「症状が出てから飲んでもいい」
というような記事もあったので、そうしてみる。

飲まなくなってからも、あまり変わらず。
体調のわるい日が1週間つづいて
次の2週間ほどは、良くも悪くもない日がつづく
という感じのパターン

気が付けば最初の症状から4か月が経っていました。
更年期って閉経の前後5年ずつ
つまり約10年間も、こんな状態が続くのか?
もう本当に気持ちが暗くなっていたころに
追い打ちをかけるようにコロナ騒ぎが
じわじわと世界中に広がっていき
日本では自粛ムードが漂いはじめます。






更年期体験談⑩不安に打ち勝つためのお守り [更年期]

更年期の症状が強く出るようになってから
3か月ほどが経っても、まだ体が慣れず
いつどこで急に症状が現れるのかがわかりません。
不安に打ち勝つために、とにかく
何かしらの「お守り」が欲しくて
いろいろ実践してみたり
記録を残すことにしました。
要するに、自分を実験台にするのです。
そうすることで第三者的な目線で見ることができるかも。


ゆっくり動く、というキーワードは
じわじわと役に立つことがわかってきました。
今までのようにパパッと動こうとすると
急にグラッとめまいが始まったりします。
頭を動かしたり、目を動かすのも、ゆっくり。

ササッと行動できていた「今までの自分」を一度捨てて
何事もスローにする。
一足先に、おばあちゃんになったみたいに行動する。
洗面所で歯をみがくときは、何かにつかまりながら
階段の上り下りは壁をつたいながら
症状がひどい時は本当にそんな感じです。

毎日ではありません。
今までどおりの日もあれば、ダメな日もある。
朝からずっと頭が揺れている日もあれば
何事もなく過ぎる日もある。

とくにひどかった日に印をつけてみると
どうやら排卵期の前後に症状が強く出ている傾向。
つまり「女性ホルモンを出せ!」という指令が出るあたり。
それなら、事前にわかりそうなものですが
生理周期じたいが乱れているので、わかりにくい^^

家にいたり、すぐに休める環境であれば
休むのが一番いいと思いますが
外出中や、休むことができない時のために
数種類のお守りを持つことが重要なのです。
手のツボ押しでもいいし
深呼吸でもいい
アロマや何かグッズでもいい
そうやって、なんとか日々を過ごしていました。

更年期体験談⑨検索ワードは「自律神経」 [更年期]

更年期の不調は自律神経の乱れ。
脳の視床下部から「女性ホルモンを出して!」という指令が出て
卵巣がきちんとこたえられているうちは問題なし。
40代になって徐々に減ってきて
もう現場ではホルモンが出せない状態になっているのに
脳からは「出せ!出せ!」って命令ばかりがきて
混乱して自律神経が乱れる・・・らしい^^

だったら自律神経をととのえればいいのか!
ということで、呼吸法はまずやりますよね。
呼吸以外、自分でできることは何もないし。
検索すれば解消法らしきものは迷うほどたくさん出てきます。
でも、いったい何が自分に有効なのか?
とりあえず何をしたらいいのか?

おすすめは、自律神経のスペシャリスト小林弘幸先生の
「これ」だけ意識すればきれいになる
という本です。
タイトルだけ見ると、ちょっと違う気もするんだけど
内容は読みやすいし取り入れやすくてオススメです。
ぱっと開いたときに目に入ったのが
「更年期を死語にしよう」という言葉。
なんだか信頼できそう。


自分の生活に取り入れやすいものから
とにかく、やってみよう♪
という軽いノリでやってみたのは
・アロマ
・ピンキーリング
・水を飲む
・とにかく「ゆっくり」

アロマはラベンダーが一番好きなのですが
ゼラニウムが良い、とのことだったので
無印の香り工房で「ゼラニウムが入っていて自分好みの香り」
を探してブレンドしてもらいました(10mlで¥1,490)
2、3滴コットンなどにたらしたものを
お守りとして持ち歩きます。

ピンキーリングは小指につける指輪。
これも本を読んで、すぐに買いに行って
すぐに小指につけて帰ってきたほど。
よっぽど何かにすがりたかったのですね。
お値段は300円ですが、よいお守りになってます。

126種類も方法を教えてくれているから
自分に合うもの、すぐできそうなものも見つけやすいと思います。






更年期体験談⑧生活習慣を変えてみる [更年期]

ホルモン数値が思っていたほど下がっていなかったので
はたして、本当に「更年期」とは関係なかったのか??
だんだんわからなくなってきました。
それでも不快感だけは続いています。

何かやらなければ!
という思いから
・寝る時間を早くする
・姿勢をよくする
まずは、この2つから始めてみました

寝る時間は今までが、だいたい夜12時前後
これは夕飯が8時、そのあとテレビみたりネットしたり
11時くらいからお風呂、という感じ。
これを
夕飯を7時、その後9時過ぎにはお風呂
10時には寝室へ
という流れに変えました。

「変えました」というよりは
どうにも体調がすぐれず、早めに寝てしまうことが
増えてきたので自然と変えることができました。

「姿勢」については
めまいや頭痛の原因として、姿勢が悪いのかもしれない
と思い当たったからです。
特に気を付けたいのが首の位置
頭痛がする時は、決まって首に固いコリ玉ができて
ゴリゴリと音がするほど凝りかたまってしまいます。

ストレッチをする
肩まわりをほぐす
ピラティスをやる
など、なんとなくやっている運動もあるのですが
こちらの本がとても良かったので紹介します。

気持ち的に不安になることも多かったときに
読むだけで、すこし励まされるような
語りかけてくれているような安心感がありました。

奥谷まゆみさんの本はほかにも
たくさんありますが、私はこの本をオススメします。
もっと早くに出会えれば不調にならずに済んだのかも^^






更年期体験談⑦婦人科でホルモン検査 [更年期]

毎日つけている基礎体温表も持参して
先生に聞きたいこともメモして
勢いこんで行ってみた婦人科でしたが
この一か月半くらいの間に起きた症状を話して
それをフンフンと聞いてくれた温厚そうな先生がひと言。
「耳鼻科に行ったほうがいいんじゃないかな」
え?

更年期簡易チェックシートで見ても
今のところ強く出ている症状は「めまい」のみ。
結局、めまいの薬だけ出してもらって
ホルモン検査のための採血をして帰宅。

それでも、これまでの症状を誰かに聞いてもらうだけで
少しモヤモヤが晴れたような気がしました。
でも、自分としては更年期症状だと思うので
耳鼻科には行っていません。


後日、検査結果を聞きに行くと
エストラジオール(E2)は122.7pg/ml
まだまだ閉経レベルではない、とのこと。
たしかに、この検査結果を待っている間に
生理がやってきていました。

「命の母A」とか「ルビーナ」など
ドラッグストアで売っている更年期の薬を飲んでみるのは
どうかな、と思って先生に質問してみたら
「では漢方を出しますか?」と言われて
いくつかの質問に答えると
「これですね」と選ばれたのが「加味逍遙散」でした。

一か月分の漢方薬って、ものすごい大量なんですねー。
これが、また飲みにくいこと!





更年期体験談⑥電車で倒れてしまった [更年期]

迷っている間に年末年始をはさんでしまい
いまだ病院に行けずじまい。
更年期の症状としては、たまに襲ってくる
フワ~とかグラッという軽いめまいと
朝、起きたときにグラグラめまいが続く日もある程度

そのころの私が気を付けていたことといえば
・鉄分のサプリを飲む
・運動をする

何かの情報で「運動不足が更年期症状を重くする」というのを見て
とにかく動かなきゃ!
と思い込んでいた。
そんなある日、また通勤時に・・・


朝の通勤快速では女性専用車に乗っているのですが
けっこうな混み具合と
止まる駅が少ないので空気が悪いせいか
体調不良で倒れる女性をたまに見かけます。
目の前で大学生くらいのカワイイ女の子が
真っ青な顔で倒れそうになっているのを助けたこともありました。

マタニティマークをつけた人がいれば
もちろん席を譲ります。
電車内で体調が悪くなるのって不安ですよね。

なんだか、その日は電車に乗って、しばらく経ってから
ちょっとフラつきがあるな~と思って
手のツボを押したりしながら耐えていたのですが
もう少しで降りる駅に着きそうな時に
頭がグラングランして、立っていられなくなりました。
なんとか駅のホームに降り、柱のところで座りこんでしまうことに。

すぐに若い女の子が声をかけてくれて、嬉しかった~
その時は「大丈夫です」って言ったけれど
しばらくうずくまっていたので、また別の女の子が声をかけてくれて
駅員さんを呼んできてくれました。
(親切にしてくださった方々、ありがとうございます!)

「車イスで移動しますか?」と言われたけれど
少し落ち着いてきたので、駅員さんの腕につかまりながら
ホームを移動して、駅の休憩室で休ませてもらうことに。
時間にして10~15分程度だったので
このまま通勤しようか迷ったけれど
引き返して休むことにします。
通勤だけでも1時間以上かかるので、どちらにしてもツライ。


これをきっかけに、一度病院に行かなければ!
と思うようになりました。
生理痛や排卵痛のときに、サッと飲んでいたバファリンルナのような
お守り的な薬が欲しくなったのです。
それと、ホルモン検査もしてみないと。
さぞかしエストロゲンが激減しているのではないか?



タグ:更年期 貧血

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